前回はあまり球っぽくは見えませんが、これは間隔が一定だから、というのが1つの原因だと思います。また、斜めから光が当たっているように表現してみたい、というのもありますね。そうすると、円環ソリッドは使えません。なので、大きい円から小さい円へ作図するように重ね描きをするようにして、中心位置をすこしずつずらしていくようにしてみます。描画順を逆にすると外側の円1つしか見えない状態になりますが、まぁ、円弧分割・円外ソリッド・弓形ソリッドなどを考えるよりは遥かに簡単に作れます。
// 円環ソリッドの作図2
#VAR
 col1 = 255 ;*開始色(任意色)
 col2 = 0  ;*終了色(任意色)
 r = 100   ;*半径
 n = 10   ;*数
 xd =-3   ;*X方向ずらし量
 yd = 3   ;*Y方向ずらし量
 i
 t
 c
 c1
 c2
 c3
 c4
 c5
 c6
 x
 y
#DRAW
 CAL c1 = col1 % 256
 CAL c2 = Int(col1 / 256) % 256
 CAL c3 = Int(col1 / 65536)
 CAL c4 = col2 % 256
 CAL c5 = Int(col2 / 256) % 256
 CAL c6 = Int(col2 / 65536)
 CAL c1 = Int((c1 - c4)/(n-1))
 CAL c2 = Int((c2 - c5)/(n-1))
 CAL c3 = Int((c3 - c6)/(n-1))
 CAL c = col2
 CAL i = 1
 CAL x = 0
 CAL y = 0
 CAL t = r
 #WHILE (i <= n)
  CSOLID c,x,y,t,t,0
  CAL i = i + 1
  CAL c = c + c1 + c2*256 + c3*65536
  #IF (i = n)
   CAL c = col1
  #END
  CAL x = x + xd
  CAL y = y + yd
  CAL t = r*Cos(0.5*PI/n*(i-1))
 #END
これを実行すると、こんな感じです。
20110211c

ずらし量は、一定値ずつずらしてますが、これはテキトーです。円の大きさ・数によって、それなりに見えるように、適切に指定して下さい。[JWWクリップボード転送]をクリックし、Jw_cad にて[貼付]をしますと
20110211d

こんな感じ。